ブログを始めたのを機に心の中にあることを少しずつ書き綴ってみたいと思う。
かねがね東京というところは一旦人をだます手口を身に付けたらその手でずっとやっていけるようなところだなと思っていた。
地方だと悪いことをしていると知れ渡ってやっていけなくなるが東京だと次から次へと新しい人が入ってくるので同じ騙しの手口が成立し続けてしまう。
ある時、ふとそんな話をお客様にしたら息子さんが高田馬場でラーメン屋をやっていて順調だったのに従業員が酸欠で倒れて入院してしまったというのだ。そして不動産屋や大家からではなく店の客から前もここはラーメン屋で酸欠で従業員が死んで店を閉めたという話を初めて聞いたという。
法律では死人が出たテナント物件は借りる人に告知しなければならないのに、それを伏せておいて何も知らない息子さんは借りてしまったのだそうだ。
ラーメンは強い火力を使うので厨房が酸欠にならないよう換気設備がシッカリしていないと成り立たないらしい。大家は換気設備を充実させる工事を認めてくれなくて結局息子さんもまたお店をやめざるを得なくなってしまったという。
場所柄また飲食がテナントとして入るのだろうが、きっと同じことの繰り返しを続けるのだろう。
借りる方は人生かけているというのに本当にヒドい話だ。