秋が来てもここ何年か栗を食べていませんでした。
煮て硬い皮をむいて更に渋皮をむいて食べるというのがおっくうだったからです。
それと何となく値段がお高いというイメージを勝手に抱いていました。
確かに他にない独特な旨みがあっておいしいけれどもでんぷんの塊だろとしか思っていませんでした。
ところがあるキッカケで栗がスーパーフードであることを知りました。マンガン含有量がずば抜けて多いというのです。
何それ、それがそんなに大事なこと?とは思いましたが。
簡潔に言うとビタミンB1は玄米より多く含まれ、ビタミンB2もあり血球の生産や細胞分裂を助ける葉酸があり、ビタミンCはみかんと同量くらいあります。
カリウムはバナナより多く含まれていて過剰な塩分排出をしてくれます。食物繊維はさつまいもの倍近くもあるそうです。
そして、何よりもやはりマンガン含有量がずば抜けて多いことです。成人では体内に12~20mgほど存在するとされているマンガンが栗には100g中なんと3.27mg存在するというのです。
0.327mgではなく3.27mgですよ。驚異的な数字です。
これを知ったら絶対栗を食べない手はありません。